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夏旨いもの(6~8月)

たまねぎ

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赤土で栽培された深くて甘みのある玉ねぎ

貯蔵性があり調理適性の高い野菜であることから、もっとも利用される野菜です。平戸市では、晩性品種の栽培が主流で、5月下旬以降、梅雨時期までの短い期間で 収穫を行ったあと、「乾燥小屋」とよばれる屋根付き壁なしの小屋で、約10玉ずつにくびった後に竹に掛け、「吊り干し」という手法で自然の風によりじっく りと乾燥させ、7月から10月にかけて出荷されていきます。赤土の粘質土で栽培されたたまねぎは、身のしまりがよく糖度も高く、様々な料理に使用され、ス ライスしてドレッシングなどをかけると、たまねぎの本来の甘みを楽しめます。

アスパラガス

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かむほどにわき出す甘みとしっかりとした食感

ユリ科に属する宿根生草本で、明治以降、食用として外国から導入されました。一般的な野菜と異なり、一度植え付けを行うと、十年以上続けて収穫することが できます。長崎県では、春(2~4月)と夏(6~10月)の年2回の収穫を行う周年栽培が行われ、春には冬の間に根に糖の形で蓄えられた養分だけで芽を出す「甘いアスパラガス」、夏には育てられた親茎の光合成活動により一気に伸びる「柔らかいアスパラガス」の2つのアスパラガスが楽しめます。春アスパラガ スはしっかりとした味・甘みが特徴的で、炒め物等に用いると味が引き立ちます。夏アスパラガスはさっとゆでサラダ風にして食べると柔らかさを楽しむことができます。

アイゴ(バリ)

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美味しい物には毒がある?!

通称“バリ”と呼ばれ、鰭にある毒と内臓の臭みから嫌われている雑魚。しかしながら、身には弾力があり白身魚として実に美味しい魚です。頭と内臓を取り除 き味噌を詰めて焼いたり、三枚におろして皮側を焼き、刺身に切って食べたり、味噌汁に身と肝を一緒に入れるとコクがでて実に美味しくいただけます。地方によっては「アイゴの皿ねぶり」と言われるほど、美味しい魚です。海藻を好んで食べるため“磯焼け”の回復阻害要因として悪名高く値段が付かない雑魚だが『本当は旨くて安い天然の魚』です。

イサキ

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産卵前のものは脂がのって一段と美味しい!

外洋に面した磯や沿岸近くに棲息しており、成魚の体色は褐色だが、幼魚は黄色の縦縞があり、成長とともに薄れ全長25cmくらいになると消えます。夜行性のため昼間は深みに潜んでいますが、夜になると動き回って小魚や甲殻類を捕食します。旬は初夏で身はマダイに似た白身で、クセもなく美味く刺身、塩焼き、煮付け等どんな料理で食べても旨い魚で、特に、イサキの塩焼きは定番中の定番です。また、寿司のネタとしても重宝され、卵巣は食通の間では高級品として珍重されています。冬場の(寒)イサキも皮下の血合いに薄っすらと脂肪が蓄えられ甘みが増し美味しといわれます。

タコ

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甘みが強い旬のタコは隠れた一級品

日本は、世界中のタコの約六割を消費する世界一のタコ消費国です。その消費されるタコのほとんどは、西アフリカ産の冷凍輸入もので、地元で獲れた天然のタコが、いかに貴重かうかがえます。狭い岩の隙間に潜り込む習性を利用したタコ壺漁は、タコ漁独特のもので、素焼きのタコ壺が浜辺に積まれている光景は、漁村風景のひとつとなっています。タコは低カロリー、高タンパク質で、特にタウリンが豊富なうえにまた、亜鉛も多く含み、初夏にかけてうま味が増します。一般的には、いったん、茹でたものを刺身や酢の物にして食べられます。輸入ものは国産のものに比べて色が薄く、吸盤の中が白いのに比べて国内産は吸盤の中も含めて小豆色になります。

アワビ

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平戸の海が育んだ魅惑の豪華食材

クロ、メガイ、マダカの3種があり、もっとも高価なのはクロアワビ(肉厚なため、生食に珍重)ですが、メガイの方がやわらかく旨いという声も多く聞かれます。 コラーゲンなどのタンパク質を多く含み、美容や健康によいとされ、かたい肉質は熱を通すと柔らかくなるため、刺身や酒蒸し、ステーキなど、調理法により まったく異なる食感が楽しめます。また、アワビの肝は、豊かな磯の香りが味わえる珍味として珍重されています。近年、磯焼けなどの影響により漁獲量は減少し、ますます貴重な産品となってきています。このような状況の中で、天然ものと比べても見劣りしない養殖アワビが注目されてきています。

マハタ

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プリプリとした食感が絶品の高級魚

日本では、新潟以南に生息しており、全長1m以上にも達するハタ科の魚です。平戸市内では主に釣りカゴ漁業などで漁獲されており、タカバと呼ばれ高級魚として取り扱われています。アラの仲間で、身はほとんど変わらず、同じように刺身や鍋、フライ、煮付けなど、どんな料理にも最適。皮・腸・胃袋は湯引き、心臓や肝は煮付けに使えるためほとんど捨てる部分がありません。天然ものの流通は極めて少なく、養殖ものが活魚で多く出回ります。平戸市では、平成18年度から市内の養殖業者と共同で試験養殖に着手し、養殖技術が確立しつつあります。

マダイ

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祝膳には欠かせない魚の王様

桜が満開に咲き誇る頃、産卵を間近に控えたマダイは、その体を美しい桜色に染めるようになります。この頃のマダイは、産卵に備えてうまみ成分がぎゅっと詰まっています。産卵直後を除いてほぼ一年中おいしい魚ですが、このような旬を迎えたマダイは特別に「桜鯛」と言って珍重されています。成魚は、水深 30~100mほどの岩場に棲んでいますが、産卵期になると浅場に移動して産卵します。結婚式などおめでたい席には欠かせない日本人にとって馴染み深い魚で、その引き締まった白身は、刺身や煮付け、吸い物などあらゆる料理に最適です。特に、身と皮の間にうまみがあるので、皮側に熱湯をかけ氷水で締めた刺身の味は格別です。

お問い合わせ先

文化観光商工部 観光課

電話:0950-22-9140

FAX:0950-23-3399

(受付時間:午前8時30分~午後5時15分まで)

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