あってはならないことですが、もしもに備えて、不審者が学校に侵入した場合の対応について、避難訓練を行いました。
当日は、5・6年生の教室に不審者が侵入したという設定で行いました。訓練に際しては、平戸警察署にお願いして、生活安全課や獅子駐在所、長崎県警スクールサポーターの3名の方に来ていただき、不審者役や指導を担当して、安全について理解を深めさせていただきました。
迫真の演技での不審者の行動に、こどもたちも緊張して、避難をしましたが、学級担任も避難をさせるために、自分の身を守りながら、身近にある椅子を使って不審者と対峙したり、ドアを閉めて逃げる時間を確保したり、真剣な訓練ができました。
避難後は、学習作業室に全員が集まり、事後指導を行いました。まず、担当のほうで、不審者の侵入から避難までの様子をタブレットＰＣで録画していたものを全員に見せながら、避難のポイントを確認しました。次に、警察の方々に今回の訓練についてや、実際に起こった事案を挙げての安全の確保について指導をしていただきました。
いつ、どこで、何が起きるかわからない時代です。こどもたちの命、職員の命を守ることは、学校の最大の責務です。これからも、様々な危機に対しての対応について、安全確保を行っていきます。
「やさしく、かしこく、たくましい児童」の育成を続ける根獅子小学校です。