図書ボランティア「話・花」による昼読み ~『へなり しゃもじ』~
 図書ボランティア「話・花」の皆さんによる昼読みが体育館で行われました。今回のお話は、ユーモアたっぷりの民話絵本『へなり しゃもじ』。フェルトで作られた人形や、木材・段ボールを使った背景など、手作りの温かみある演出が物語の世界を鮮やかに彩り、子どもたちを惹きつけました。
 物語は、貧しい若者が神様に願いをかけるところから始まります。すると、赤と黒のしゃもじとともに、天から不思議な声が届きます。赤いしゃもじでお尻をなでると「ぷっぷくぷう!」と奇妙なおならが出て、周囲の人々を驚かせたり笑わせたりします。黒いしゃもじでなでるとそのおならが止まるという、なんともユニークな展開。若者はこのしゃもじを使って困難を乗り越え、ついにはお嫁さんまで手に入れるという、笑いと幸せに満ちた昔話です。
 体育館には子どもたちの笑い声が響き渡り、みんなが笑顔で物語に耳を傾けていました。ユーモアと温かさにあふれた読み聞かせの時間は、子どもたちにとって心に残るひとときとなったことでしょう。
 「話・花」の皆さんには、楽しい時間を届けてくださったことに心より感謝申し上げます。

山田小学校
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