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「平戸島の文化的景観」重要文化的景観に認定

文化・スポーツ

長崎県ではじめての重要文化的景観に選定

春日の棚田

「平戸島(ひらどしま)の文化的景観」は、平成22年2月22日に国の重要文化的景観の選定を受けました。

「平戸島の文化的景観」は、島嶼(とうしょ)の制限された条件の下で継続的に行われた開墾や生産活動によって形成された棚田群や牧野、人々の居住地によって構成された独特の文化的景観です。

歴史-脈々と受け継がれる農漁村の風景

歴史-脈々と受け継がれる農漁村の風景

自分の町のことを、誇りを持って紹介することができますか?先人が築き上げてきた住みよい環境に自信を持っていますか?

町がよくなるということは、何がよくなるということなのでしょうか?今、私たちは自分の町の魅力を再認識し、何を守り育てることが持続可能な町づくりに繋がっていくのかを考える時にきているのかもしれません。

人が住み続ければ、その地に歴史が生まれます。人々の生活生業は、自然環境に影響を与えながら、しかしけっして逆らうことなく、現在の風景を形成してきました。

平戸の集落には多様な文化と豊かな自然が今も多く残されています。それらはけっして過去のものではなく、町づくりへの可能性を秘めた地域の資源であり、未来へと引き継いでいく宝なのです。

今、この宝を生かし、地域づくりを行おうという動きが始まっています。

祈り-語り継ぐ歴史と伝統

祈り-語り継ぐ歴史と伝統

この地では、16 世紀のキリシタン時代にキリスト教の布教があって以来、繁栄、弾圧、潜伏、復活という一連の歴史の中で、一貫して信仰を継続させ続けてきました。指導する宣教師はいませんでしたが、16世紀に伝えられた「オラショ」を伝承し、殉教聖地や聖具などによって信仰を継続させたのです。他宗教に混じりながら200 年以上に及ぶ長い潜伏期間を過ごすことで、信仰の形態は次第に変容し、民間信仰や神道・仏教の要素などが加わり、文化的・宗教的重層性が深まりました。

弾圧の時代、死を前にして「処刑地」である中江ノ島に運ばれる小舟の上で「ここから天国はそう遠くない」と叫んだ先祖を敬い、脈々と生き続けた信仰は、世代を超え、時代の壁を超えてきました。

現在集落には、「仏教」、「神道」、「カトリック」、「かくれキリシタン」など多様な信仰が存在し、文化や民俗芸能、聖地などを共有しながら、地域のコミュニティを形成しています。

そして、個々の集落にこだわらない歴史文化の継承を考え、それぞれの地域で育まれてきた文化を生かして横につなげ、次世代に残すことを考えています。

空よりも青き海、緑深き島

恵み-空よりも青き海、緑深き島

生月島および平戸島西海岸地域は、平地が少ない山がちな地形であり、海から山間部まで連なる棚田や丘陵地に広がる牧野、そして集落がひとまとまりとなった景観が谷ごとに連続しています。複雑な海岸線や山海などの美しい風景は、四季折々に異なる表情を織りなしています。

棚田群の大きなものでは、海岸から標高100mを超える地点まで連続して築造されており、このダイナミックな風景は本地域ならではのものです。

大きな河川はないものの、平戸市最高峰安満岳を中心に広がる山々は、地域を潤す豊かな水源となり、棚田などへ水を供給しています。

お問い合わせ先

文化観光商工部 文化交流課 文化遺産班

電話:0950-22-4111

FAX:0950-23-3399

(受付時間:午前8時30分~午後5時15分まで)

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