棲み分け対策

イノシシが嫌がる環境整備
イノシシ対策は、防護柵の設置や捕獲活動だけではありません。
イノシシの嫌がる環境を整備し、人間とイノシシの生活領域をはっきりと分けることが大切です。
平戸市では、独自の「まちなか対策事業」による草刈整備などに取り組んでいます。
草刈整備
まちなかや農地付近の草むらや藪はイノシシの格好の隠れ場になります。
また、草むらや藪は人間と動物の生活環境の境をあいまいにし、イノシシが人間の生活領域に進出する原因にもなります。
草刈や伐採などできれいに整備することでまちなかや農地にイノシシが近寄りにくくなります。
放任果樹対策等
農作物の残渣や果樹などを放置することは、イノシシをおびき寄せる要因となります。
また、民家の庭先に生ゴミなどを置くことも被害発生の大きな原因となっています。
イノシシを近寄らせないために、農地や民家の環境を整えましょう。
自らイノシシ被害対策
平戸市では、平成25年度から「まちなか対策重点地区モデル事業」を実施。市民の皆さん自らがイノシシ被害対策について学習し、見回りや被害マップ作りなどを通して問題を確認し、防護柵整備や捕獲隊設置により具体的な対策に取り組んでいます。
緩衝帯を整備する市民の皆さん(宝亀地区)
集落に出没するイノシシの捕獲のため、箱ワナを設置する猟友会所属の捕獲従事者(宝亀地区)
イノシシ被害の防止に取り組む地域の皆さんの活動を支援
対象者
イノシシ被害対策に取り組む平戸市内の行政区など
補助対象
草刈整備費用、防護柵設置費用、狩猟免許取得費用など
補助内容
事業費の2分の1を補助(30万円まで)
農林水産部 農業振興課 農山村対策班
電話:0950-22-9151
FAX:0950-23-3936
(受付時間:午前8時30分~午後5時15分まで)