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まちなか対策

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イノシシ被害まちなか対策

近年平戸市では、「防護柵の整備」「捕獲の強化」「棲み分け対策」などにより、イノシシによる農作物の被害は減少傾向にありますが、民家の庭先や道路などへのイノシシの出没が相次ぎ、「土手を崩す」「庭先を掘り起こす」「車と衝突する」などの被害が発生しています。

また、お年寄りや児童生徒が道ばたでイノシシと遭遇する案件も発生しており、危険な状況も見受けられます。

まちなかに現れたイノシシの画像

平戸市独自の「イノシシ被害まちなか対策事業」を推進

平戸市では、市独自の事業として、全国でも先進的な取り組みである「イノシシ被害まちなか対策事業」を実施し、市民の皆さん、猟友会員とともに、イノシシによるまちなか被害を減少させるための事業を展開しています。

「イノシシ被害まちなか対策事業」の主な内容

  • 鳥獣被害対策実施隊員による「まちなかパトロール」の実施
  • 市民や児童生徒への対策紹介のためのチラシ配布、説明会開催
  • 市民自らがイノシシ被害対策に取り組む「まちなか被害対策モデル事業」の実施
  • 行政、市民、猟友会が一堂に会し、イノシシ対策について学習、意見交換する「イノシシ大学」の開催

「イノシシへのエサやり」はやめましょう

イノシシがまちなかに出没する一番の原因は、「人間によるエサやり」です。

平戸市では、市民の皆さんにイノシシによるまちなか被害対策について正しく理解してもらうために、チラシの配布や広報誌でのお知らせ、地区への出前講座などを実施しています。 

イノシシへの餌やり禁止のポスター

各戸に配布した「イノシシまちなか被害対策チラシ」(平成27年度)

自らイノシシ被害対策

平戸市では、平成25年度から「まちなか対策重点地区モデル事業」を実施。市民の皆さん自らがイノシシ被害対策について学習し、見回りや被害マップ作りなどを通して問題を確認し、防護柵整備や捕獲隊設置により具体的な対策に取り組んでいます。

イノシシ被害箇所を見回る地域住民の画像

イノシシの被害状況を確認する市民の皆さん(西の久保地区)

防護柵を設置する地域住民の画像

イノシシの潜み場所となっている、住宅街周辺の山林に防護柵を設置する市民のみなさん(西の久保地区)

イノシシ被害の防止に取り組む地域の皆さんの活動を支援

対象者

イノシシ被害対策に取り組む平戸市内の行政区など

補助対象 

草刈整備費用、防護柵設置費用、狩猟免許取得費用など

補助内容

事業費の2分の1を補助(30万円まで)

イノシシ被害対策の基本を学習 「イノシシ大学」の開催

イノシシ大学開催の状況

平戸市では、市民の皆さんにイノシシの生態や、イノシシ被害対策の基本的な対処法などを学んでもらうために、「イノシシ大学」を開催しています。平成27年度は平成28年2月14日に田平活性化施設で開催し、市内各地から約150人が参加しました。

県の専門職員による講義の後、イノシシに関するクイズを混じえながらの事例発表、意見交換会などを行いました。

宝亀地区のイノシシ対策事例発表

お昼には、イノシシ肉をたっぷり使った「イノシシカレー」の試食会も行いました。

イノシシカレーの画像

お問い合わせ先

農林水産部 農業振興課 農山村対策班

電話:0950-22-9150

FAX:0950-23-3936

(受付時間:午前8時30分~午後5時15分まで)

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