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平戸市における男女共同参画社会の推進

行政情報

明日はもっと自由に

明日はもっと自由に。
男女共同参画でひろがる地域の未来

1.男女共同参画社会とは

男女共同参画社会とは、「すべての人が性別にとらわれず、自分の意志で生き方を選べる社会」のことです。

「男性だから」、「女性だから」ではなく、多様性を認め合い、「自分だから」、「その人だから」できること、「やってみたい」という気持ちを尊重し合える社会であることが、誰もが活き活きと暮らせる地域づくりにつながっていきます。

2.明日はもっと自由に。 (誰もが自分らしく生きられるまちに)

平戸市は、性別にとらわれず、誰もが個々の価値観や希望に基づいて、自分らしい人生を選べる社会づくりを目指しています。

日本全体で少子化や高齢化、人口減少が進む今、地域の未来を支えるためには、性別や年齢に関係なく、すべての人が、個性や能力を十分に発揮できる社会づくりが必要です。

明日はもっと自由に、市民一人ひとりが、夢や目標を持ち、誰もが自分らしく生きられる地域社会の実現のため、「ちょっとした気づき」や「考え方の見直し」から行動を始めることが大切です。

平戸市は、個々の価値観や希望に基づいて活躍できる社会づくりを目指しています。

3.あなたのまわりにもあるかも? 「性別による思い込み」がもたらす壁

私たちの地域や暮らしの中には、長年にわたって受け継がれてきた慣習や価値観が残っています。たとえば、「地域や組織の役職は男性が担うもの」、「家事や育児は女性の仕事」、「男性は外で働き、女性は家庭を守るもの」など・・・。こうした考え方を耳にしたことや感じたことがある人も多いのではないでしょうか。

令和6年度に長崎県が実施(満18歳以上の長崎県民男女3千人を対象)した意識調査では、社会生活の多くの場面で男性が優遇されていると感じており、家事や子育ての役割は、ほとんど妻が担っているという結果が出ています。
(出典:令和6年度男女共同参画社会に向けての県民意識調査報告書)

性別による思い込みが可能性を狭める?

親子で料理

「性別によって担うべき役割が決まっている」という思い込みが、無意識のうちに人の可能性を狭めてしまうことがあります。「本当はやってみたいけれど、女性だから難しいかも」、「男性なのにこんなことをするのは恥ずかしい」・・・。そんな気持ちが、一歩踏み出す勇気をくじいていないでしょうか。

こうした「性別による役割分担」の意識は、個人の希望や多様な生き方を制限するだけでなく、地域全体の力を発揮しにくくする要因にもなり得ます。

私たち一人ひとりが持っている「気づかない思い込み」が、誰かの可能性を狭めているかもしれません。まずは、「昔からそうだから」という思い込みが自分の中にもあるかもしれないと意識してみることが第一歩。そうしたあなたの気づきが明日の社会をもっと自由に、もっと生きやすくするための力になります。

 

4.「明日はもっと自由に」を実現する市の取り組み

(1)平戸市男女共同参画推進協議会の開催

市民から選ばれた委員による推進協議会を開催し、平戸市の状況や取り組みについて協議を行っています。

(2)市内中学校における「デートDV防止学習会」の開催

夫婦ばかりでなく、若い恋人間にもDVは起きているという現状を受け、中学・高校生の時期に、対等な人間関係作りの大切さを知る機会を持つために、市内中学校で「デートDV防止学習会」を開催しています。

(3)「男女共同参画週間」や「女性に対する暴力をなくす運動」の普及啓発

男女共同参画週間(6月23日~ 29日)

男女共同参画社会の目的や基本理念について理解を深めるため、毎年6月23日~
29日に「男女共同参画週間」の普及啓発に向けた取り組みを実施しています。男性と女性が、家庭や職場、学校、地域などで、それぞれの個性と能力を発揮できる「男女共同参画社会」を実現するためには市民一人ひとりの取り組みが必要です。
私たちのまわりの男女の環境がどうなっているのか、この機会に考えてみましょう。

女性に対する暴力をなくす運動

11月25日は、国連の定める「女性に対する暴力撤廃国際日」で、女性に対する暴力根絶のシンボルとしてパープルリボン運動(11月12日~25日)を実施しています。同時期に実施される平戸城や幸橋のパープルライトアップもこの活動の一環です。

(4)各種講座などの開催

家事・育児は、家族で行うチームプレイであることを改めて認識し、夫婦で一緒に子育てができるように、男性を対象とした家事育児推進講座などを実施しています。

平戸城のパープルライトアップ 平戸市男女共同参画推進協議会
平戸城のパープルライトアップ(11月に実施) 平戸市男女共同参画推進協議会

 

5.男女共同参画に関するQ&A

親子で料理

Q1.男女共同参画って、「女性のため」の取り組みなんですか?

A1.いいえ、男女共同参画は「誰もが性別にかかわらず自分らしく生きられる社会」を目指すものです。女性だけでなく、男性も性別による固定的な役割や生きづらさを感じていることがあります。男女共同参画は、すべての人にかかわる取り組みです。

Q2.「男らしさ」「女らしさ」って、悪いことなんですか?

A2.個人の価値観として「らしさ」を大切にすることは問題ありません。ただし、性別による思い込みによって役割やふるまいを決めている(または無意識にそう選択している)ことがあれば、個人の選択肢を狭めたり、生きづらさにつながったりすることがあります。

Q3.自分には関係ないと思うのですが?

A3.家庭や学校、職場、地域活動など、あらゆる場面に関係があります。たとえば家事や育児、介護を分担できる家庭環境づくり。職場での多様な働き方の推進、地域での意思決定への参画など、身近な暮らしと深く関わっています。

Q4.男女共同参画のために、自分には何ができるの?

A4.まずは「性別による思い込み」に気づくことから始めてみましょう。たとえば、家庭内での家事や育児の分担を見直す、職場や地域での役割や発言機会を公平にするなど、日々の行動の中でできることが多くあります。小さな気づきや実践の積み重ねが、社会全体の意識を変える力になります。
 

6.相談窓口のご案内

男女共同参画推進センターきらりあ

人間関係、生き方、家庭、仕事、暮らしなどあなたが抱える悩みを相談員が一緒に考えます。

  • 一般相談 電話番号095-822-4730(月曜日から金曜日、午前9時から午後5時)
  • 男性相談 電話番号095-825-9622(毎月第2・4水曜日、午後6時から午後9時)

7.平戸市男女共同参画計画

平戸市男女共同参画計画(令和4年度から令和8年度まで)PDFファイル(1564KB)このリンクは別ウィンドウで開きます

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お問い合わせ先

財務部 企画課 地域振興班

電話:0950-22-9105

FAX:0950-22-5178

(受付時間:午前8時30分~午後5時15分まで)

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