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4月1日 大航海時代の外国人の骨の可能性が高い

三浦按針の墓地の写真

平成29年度に三浦按針墓地周辺から出土した壺に入った人骨について、DNA分析調査結果を発表しました。
年代については、骨に含まれるコラーゲンを抽出し、その中にある炭素(C14)を利用し測定したところ、1590年から1620年に死亡した可能性が高いことが示されました。
今回はミトコンドリアDNAの抽出し成功し、ハプロタイプ(塩基配列の種類)H1であることが判明。このタイプは、日本人にはみられない西ヨーロッパ・北ヨーロッパ特有のものであり、外国人の可能性が高いとわかりました。なお、人骨の残存状況が悪く、個人の特定に必要とされる核DNAの抽出はできませんでした。
これまでの文献調査によると、平戸で死亡した外国人は70人ほどで、発掘調査・形質学的見地・科学的調査により、現時点であてはまる可能性がある外国人は10人で、三浦按針(ウイリアム・アダムス)もその中に含まれています。
子孫については、関係者などを通じて大英図書館などに問い合わせしていますが、今のところ有力な情報は得られていません。平戸市では、新たな外国人墓地や子孫の発見を目指して、今後も引き続き調査を続けていきます。

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